◆登山口
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前の晩、2時AM近くまで飲んでいた。朝4時、酔いが覚めずに5時起きに変更した。富岡から、野反湖まで90km。湖は霧に覆われていた。今日の予報はくもりのち雨。こんな日もあるさ、梅雨明けまでは・・・。湖畔の売店近くの駐車場に車を置き、登山口に入る。
登山口からすぐ、左手にこの大木が「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。この写真は帰りに撮った。朝は、実際霧の先ににかすんでいた。
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◆分岐
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- 壊れかけた木橋を渡ってすぐ、
- それからここ(切明・和山、白砂山分岐)
- 雪道から外れて、
分岐点はこの3つくらい(あえてあげれば、水飲み場もあるが)。最後の、雪道から外れて以外は迷うことはないと思う。しかし、今回(梅雨入り前)のように視界約50メートルのような状況では、遠くに目標を定められず、方向感覚を失いやすい。
コンパスと地図と目印用の赤テープは必需品だ。携帯を忘れないようにしましょう。(今回出会った人は3人で、堂岩山までのグループだけの静かな山だった。) |
◆雪道から外れて
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途中から雪道に変わる。明らかな足跡も、印しも見当たらないので、雪道をそのまま登る。しかし、なぜか、らしくないのである。案の定、笹のやぶに向かっての行き止まりになってしまった。さて弱った!戻るのもしゃくだが、こうなっては致し方ない、「道」と言えるところまで戻ることにした。下ること10分で、水場分岐に到着。再度、ここから今度は以前にも増して、慎重に登り直す。途中、分岐らしきところはそれぞれ先を確認しつつ、ゆっくり登る。
もう数十メートル先はさっきの行き止り、という最後の分岐らしきところを探っていると、やっと堂岩山への道を発見できた。この分岐場所は、帰りにしっかり赤テープで目印を残してきた。
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◆堂岩山
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堂岩山は、頂上がわかりにくい山だ。気がつかないで通り過ぎてしまう。
前回の記憶で、この辺に標識があるはずなんだけど?と探しながら歩いたが見つからない。下り始めたので、これは通り過ぎたなと戻る。あった。3メートルくらいの高さで木の上に、小さな標識が裏返しにくっついていた。前回は雪が深かったので、ここで昼食をとって引き返した。矢印の先に標識があるのだが・・・・・・。
その時は、尻焼温泉に寄って、河原の露天風呂を楽しんできた。12月のことだった。
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◆喬木(高木)と
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白砂山へは二つの楽しみ方を、味わうことができる。一つは、堂岩山までの広葉樹と針葉樹の林(写真:左)。二つ目は、堂岩山から白砂山にかけての潅木地帯(写真:右)。この二つが,堂岩山を境にまったく好対照のシーンを見せてくれ、「あれれ」というほどの変化にこの山が好きになってしまうだろう。
また、堂岩山から白砂山にかけての稜線に吹き上げる風は、夏には心地よい風になるのではないだろうか。
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◆潅木(低木)と
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◆白砂山への道
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今回、時期的には少し早く、シャクナゲ(ここのシャクナゲは葉が小さい。)はほとんどつぼみだった。しかし、今にも咲きそうなつぼみはなんとも言えぬ「真っ赤」、咲き始めは「赤」、花の開いたものは「淡い赤」と変化を見せていた。
私は、今にも咲こうとしているつぼみの「赤」が一番好きだ。
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◆白砂山頂上
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